2011年 04月 06日
'11横浜ジャグバンドフェスティバル 4月9日(土) |
今年も4月9日(土)に恒例の「横浜ジャグバンドフェスティバル」。こんな状況だしどうなのかなと思っていましたが、やることになったようです。まあ横浜は端からみれば被災地というふうに思っていない人も多いと思いますし、実際住民も地震で大揺れしたことなど忘れたかのような日常になっているんじゃないかと思います。しかし二歩ほども踏み込んでみると古い建物など結構被害にあっていて、昭和以前を感じさせるような僕が好きだった物件なども、地震のすぐあとに行ってみるとブルーシートで覆われて無惨な姿になっているのをみて悲しい思いをさせられたりします。僕の仕事に行っている団地も入り口の床にひび割れが出来ていたり、また大型スーパーなどの広いフロアーを持った比較的新しい建物も、天井が落ちたり床が波打ったりして、これから立て替えを余儀なくされているようなものもあり意外に影響は大きかったようです。
しかしそれよりはやはり福島第一原発の状況によっては、放射能の影響が避けられないような地域に入っていることの方が大きな問題となっている筈なのですが、原発や放射能についての関心が東京などよりもどうやら薄いような感触があり、近所のおばさんたちの井戸端会議が道ばたで延々と行われているのをみるにつけ、どっと溜息の出る毎日です。実際は空間線量が通常の倍ほどに上がったままの横ばい状態なので、このままでしばらく安定して行くとしても半年で一年分の自然被爆量に達してしまうということなんですけどね。民間の有志が測ってくれている横須賀の海水の放射能の値は既にかなり高くなっているというのは、確認しています。事故直後から既に高濃度の汚染水が海に垂れ流しになっていただろうと推測されるので、近海で捕れた魚を食べるのを躊躇するようになる日も近いのではないか。
なんだかやるせない気分は振り払えませんね。
さてジャグバンドフェスティバルの方です。いつものごとく豊橋のジャムポットからお誘いを受けたのはいいのですが、そんなこんなでまったく用意もできず、とるものもとりあえずという形の参加になります。なんだか気分ですが、キャラクターに似合わない脱原発の替え歌でもやってみようかなと思っているくらいで。
スケジュール表を見ると、「武蔵野タンポポ団〜シバ」という名前があって、あれ、一人なのか他に誰か参加があるのか、シバさんはこの間対バンしたばかりですが愉しみです。といっても出演は最後の方の夜遅くで、出演順の関係で観れるかどうか分かりませんが。
それから、出演を予定していた仙台他からやってくる筈だったいくつかのジャグバンドが、震災津波の影響で参加出来なくなったようで、来れないというだけでなく安否の方もどうなのか、無事であることを祈りたいです。
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by digitaris
| 2011-04-06 15:47
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